首の痛み・腕や手のしびれでお悩みではありませんか?
寝違えた時のような痛みがずっと続いていたり、首を動かすと腕に痛みやしびれを感じるといった症状で悩んではいませんか?
もしそうであれば、頚椎ヘルニアの疑いがあるかもしれません。この病気は一度なった人にしか分からないほどの、つらい痛みやしびれとの戦いが待っています。
いつまで続くかわからない苦痛によって、心の病を抱えている人も少なくありません。頸椎ヘルニアは一生治らないもの、と思い込んでいる方もいらっしゃるかもしれません。ですが適切な施術を受けることができれば改善できます!
頸椎ヘルニアの原因は?
頚椎ヘルニアは痛みやしびれといった様々な神経症状が現れる病気ですが、その原因とは一体何なのかを説明します。
骨と骨の間に挟まって脊柱を構成している椎間板と呼ばれる組織がありますが、これはコラーゲンでできた繊維綸とゼラチン状の髄核と呼ばれる部分から成り立っている、柔らかい繊維軟骨組織です。これが脊柱にかかる衝撃の緩衝材となり、変形して体の可動域を広げるといった重要な役割を果たしています。
頚椎に存在する椎間板に異常をきたしている病気が、頚椎ヘルニアです。頚椎ヘルニアの「ヘルニア」とは、「飛び出す」という意味を表しています。椎間板は髄核の周りを繊維輪が包んでいる構造をしていますが、髄核が何らかの原因によって繊維綸から外に飛び出すと、その周辺にある神経を圧迫して痛みやしびれが生じるのです。
頸椎ヘルニアの症状は?
それでは頚椎ヘルニアはどのような症状があるのかみてみましょう。
1. 痛み
人体は不思議なもので、ヘルニアを起こしている頚椎より、圧迫された神経が担当する部分が痛むものです。例えば、右腕担当の神経が圧迫された場合、首ではなく腕の痛みとして感じるわけです。そういうわけで、頚椎そのものの痛みではなく、上半身のどこかが痛むという症状を出すことが多いようです。
2. 痺れ
例えば、右腕の神経をヘルニアが圧迫しているとします。そうすると右腕から脳、逆に脳から右腕への神経伝達が上手くいかなくなり、無意識に震えたり、しびれたり、体温調節がうまく行かなくて冷えたりします。これがさらに悪化していくと、自由に動かせなくなることもあります。さらに圧迫部分が大きいと、下半身にまで影響することがあります。
3. 感覚が鈍い
知覚神経(熱い・痛いなど、感覚を担当する神経)をヘルニアが圧迫すると、当然感触がわからなくなったり、冷たいとか熱いと言うものに対して鈍くなったりすることがあります。逆に熱くもないのに熱いと感じたり、寒くないのに寒いと感じたりすることもあります。
4. その他
頭痛やめまい、視力低下、肩こり、ぼんやりするなども頚椎椎間板ヘルニアでは良く見られます。また、首を一定の方向に動かすと痛んだりしびれが走ったりするようなこともあります。
上記症状に当てはまる方、頸椎ヘルニアの疑いのある方は、筋トレ等自己判断での無理な対処法はしないでください。悪化することが多いです。
頸椎の痛み、我慢しないで!
骨盤のゆがみを正し、脊椎、頚椎のズレを調整し、頚椎周辺の筋肉の緊張を取ってあげると、ほとんどの頚椎ヘルニアは改善できます。
当院では頸椎ヘルニアの施術を行っております。頸椎ヘルニアからくる肩の痛み痺れ、腕の痛み痺れ、首の痛みから解放され、多くの方々より「もっと早く来ればよかった」との声を頂いております。頸椎ヘルニアと診断された場合、筋トレはせず、早めの受診をお願いします。
頚椎椎間板ヘルニアの症状の特徴として、腰椎椎間板ヘルニアと比べれば症状が穏やかなのが特徴です。(急性のものをのぞく)
また、圧迫される箇所の関係から上半身に症状が出やすいのですが、圧迫箇所が大きく広い場合には下半身にまで影響が出ることがあります。変だな、と思ったら是非お早めにご相談ください。
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